【注意喚起】「エアコンが落ちそう!」というSOS。10年後に分かった衝撃の施工…
- deo2atom
- 2 日前
- 読了時間: 3分
みなさん、こんにちは!
先日、地域のお客様から「エアコンが傾いて、壁から落ちてきそうなんです!」と、かなり焦った様子でSOSのお電話をいただきました。 「それは大変だ!」ということで、すぐに道具を積んで現場へ急行しました。
現場で目にした、信じられない光景
お宅に到着してエアコンを見てみると、確かに室内機が手前に浮き上がって、今にも脱落しそうな危険な状態。 「一体どうして…?」と思い、壁の裏側(背板の固定状態)を確認してみたのですが……
正直、プロとして目を疑いました。その時の写真がこちらです。


なんと!エアコン用の「はさみ固定式」ではなく、「ねじ込み式」ボードアンカーのみで、重いエアコンが固定されていたんです。※最近の重たくて前に出っ張っているエアコンの場合は、はさみ固定式でもボードアンカーのみでの取付はしません。
エアコンを取り付ける際、本来なら以下のような確実な強度を持たせる施工をしなければなりません。
壁の裏にある「桟木(さんぎ・木の間柱)」をきちんと探し、そこにネジをしっかり効かせる。
もしどうしても良い位置に柱がない場合は、金属製の「縦桟(タテサン)」と呼ばれる補助部材を使って、上下の梁や柱から強度を確保する。
しかし、今回の現場では桟木を探した形跡もなければ、縦桟も使っていない。 しかも、使われていたのはエアコンのような重量物(しかも運転時に振動する)の固定には絶対に不向きな、ねじ込み式ボードアンカーだけでした。
こんな恐ろしい工事、私たちは怖くて夜眠れなくなります……。
「安かろう、悪かろう」では済まされない安全性の問題
お客様にお話を伺うと、名前は伏せますが某大型量販店で当時購入されたものだそうです。
それでも、なんとか10年近く持ち堪えていたのが奇跡に近い状態でした。 「さすがにおかしい」と思って当時の購入店に連絡しようにも、10年も経っていると当時の担当者も、実際に工事をした下請けの業者さんも誰だか分からず、たらい回しになってしまって困り果て、当店に頼ってくださったとのことでした。
エアコンは、万が一落下して下に人がいたら大怪我に繋がる「重量物」です。 見えない壁の裏側だからこそ、10年、20年先も安心して使っていただけるように、基本に忠実で確実な工事をしなければならないと、改めて強く感じました。
当店でバッチリ手直し完了!
もちろん、今回は当店で金属製の縦桟を追加して、ガッチリと取り付け直しました! お客様も「これで今日から安心して眠れます」と、本当にホッとされた表情を浮かべておられました。その笑顔を見られて、電器屋冥利に尽きます。
「うちのエアコン、ちょっと隙間が空いている気がする…」 「なんとなく傾いているかも?」
と、少しでも不安に思うことがあれば、手遅れになる前に、いつでもお気軽に当店もしくはお近くの「街の電器屋」までご相談くださいね!
